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経済・政治・国際

2007年3月 7日 (水)

インドパワー

NHK特集の「インドの衝撃」
日本では1月に放映さたものだそうですが、こちらの日本語放送チャンネルでは今週初めの放映ということで、興味深く拝見させていただいたのですが・・・・。

個人的には思っていた以上のインパクトでした、まさに、遊星爆弾級(笑)。

日本、大丈夫か?!生き残れるのか?!

確かに番組内容はちょっと大げさに作っているかもしれません、実際、ここに出てきていた取材対象の方々はインドにおいてはまだまだ、ごく少数のエリートや天才くんたちばかりでしたから。

でもそれらの部分を大幅に差し引いたとしてもここで放映されていた内容は、決して大げさでもなんでもない、まさに真実である、なにしろここIT産業のメッカであるシリコンバレーでここ数年というものの、その時代の変化の流れ、と言いますか、薄ら寒さを最近こちらでひしひしと感じさせられてましたから。

・・・・・・やはり、これらは気のせいではなかったのね(溜息)

もはやここでは、インドの方々なくしては会社が動かなくなっていたとは。

インドの力、恐るべし。

確かに振り返ってみれば、ほんの10年前までこの辺りにあれだけ多くあったコンピューター関連の製造工場はいまやその拠点の多くをアジアに移し、こちらにある会社では注文のみ。

そしてそれらの製品についてのカスタマーサービスへと電話をすれば、その多くがインド訛りの英語でのレスポンス。
街の中をふっと見渡してみれば、インド女性の民族衣装であるサリーはもはや日常の中に溶け込んでしまっていますし、かく言う我が家の隣人もインド人。
凄い勢いでIT産業の地図は大きく塗り換わっている、そんなことを改めて教えられたような気がします。

一国の中でのパイの取り分は少ない、でもそれだったらよそから大きなパイを持ってきて、みんなで分けた方がおいしいんじゃないか?!
しかもそのパイの根幹をなす物は、まさにかの国が発祥とも言われている悠久の太古からの御家芸でもある数学。
今まで資金がないことから行うことができなかった底辺への教育への国の熱心な設備投資。
そして多くの人たちの生活を、そして何よりも世界の中でのインドという国を向上させたいという熱い想い。
一昔前まで日本が持ち、そして失ったパワーが今のインドにはあるといってもよいでしょう。

もちろん、そういったハングリーさだけが勝負の行方を左右するとは思いません、ですけれど、その力を向こうにまわして今の日本の子供たちがやがて大きくなったときに、これらインドの人たちを相手に世界で対等に渡り合い、パイ取り競争に勝てるのだろうかと思うとき、財政難を理由に子供たちの教育をおろそかにしているお寒い現状がある限り、パイを取るどころか、それらが載っているテーブルにつくのでさえ、もしかしたら難しくなってしまうのではないかなぁ、と思わずにはいられませんでした。

そうまるでこのシリコンバレーにおいて、一昔前まではあちこちに置かれていた日系企業の多くが今や、半数以上撤退し、すっかり活気をなくしてしまったように。

確かに今、我が国の経済を見る限り、出来る限り引き締めなくてはいけないのでしょうけれど、でも資源と言われるものが人といいますか、頭脳と技術しかない国です。

ここは未来投資と言う意味で、世界に太刀打ちできるような教育を全ての子供たちに十分な時間と設備と人材を使って、子供たちを育てて欲しいです。

どうかお国の上の方々も、この番組を今一度よく御覧になられて緊急に対策をとる準備をしてくださいますように。

本当に切実な願いです・・・・・。